三界萬霊地蔵菩薩像塔
さんかいばんれいじぞうぼさつぞうとう

資料解説

三界萬霊地蔵菩薩坐像等で、元文3年(1738)に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界萬霊地蔵菩薩像塔(さんかいばんれいじぞうぼさつぞうとう)
所在地 神埼町 城原 城原
場所 種福寺入口左
年代 江戸 元文3年 (1738年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2085

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。現状、基礎の下にコンクリート製の基壇を設けている。基礎は平面方形で上半部に反花を持つ。竿は方柱形で正面に花頭文様の枠を設け「三界萬霊」と彫る。上端部の角は丸く整形されている。蓮華座は下部に円形状に突出する底面を持ち、単弁の連弁を廻らしている。塔身は舟形光背を持つ座像の地蔵菩薩像を肉彫りする。衲衣をまとい脚は結跏趺坐に組む。右手は錫杖を持つ形に、左手に宝珠を掲げる。
現状 光背上半部で破損している。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:166.0cm・ 幅:48.5cm・ 奥:48.5cm
材質 安山岩
製作・建立者 澄轉代念佛衆中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎上正面】
 三界萬靈

【基礎上左面】
 現住澄轉代念佛衆中

【基礎上右面】
 元文三戊午二月廿四日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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