地蔵菩薩像
  じぞうぼさつぞう

資料解説

塔の前面に立つ石灯籠の銘文より、廣壽開山老和尚の供養塔として建立された地蔵菩薩像塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 地蔵菩薩像(  じぞうぼさつぞう)
所在地 神埼町 城原 朝日
場所 安國寺境内
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 1885

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・中敷茄子・蓮華座・塔身で構成される。基壇は、平面六角形で、下部はコンクリートの基壇が新たに作られている。基礎は、平面六角形で上半部に反花を廻らす。中敷茄子は6面の花頭文様の格座間を持つ。蓮華座は平面円形で復弁の連弁と間弁を廻らしている。塔身は丸彫りの地蔵菩薩坐像で、剃髪で白毫が認められる。頭髪部は細かい打痕で表現される。衲衣と袈裟を纏い、右手を脚上に置き宝珠を左手は肩口で錫杖を掲げている。年号等は無いが、この像の前面に1基の石灯籠があり、廣壽開山老和尚塔塔前と建立年号が彫られており、本地蔵菩薩像の製作年代を伺うことができる。 
現状
背景・由来・伝承 延宝5年(1677)に塔前に1基の石燈籠が建立されている。
  石塔壹座奉供
 廣壽開山老和尚塔前
  延寳丁巳五月吉旦 弟子西代道 百拝立
特記事項
規模 【全体規模】高:247.5㎝・ 幅:180.0㎝・ 奥:155.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

place位置情報

compare_arrows関連情報

関連情報はありません。