speaker_notes詳細情報
構造特徴・概要 |
塔身・基礎・基壇で構成されている。基壇は、平面方形の一石造りで、上部中央部に基礎を置く。塔身は、頭部を方錐形に整形加工した方柱塔である。塔身正面に「バク」の梵字を彫り「奉讀誦大乗妙典一千部御国家安全所」と彫られる。右側面には上部に「卍」を彫り、奉納大乗金文一字一石并阿弥陀經一巻と彫られている。左側面には法華経化城論品の偈文を彫っている。
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現状 |
破損・欠損は認められない。 |
背景・由来・伝承 |
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特記事項 |
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規模 |
【全体規模】高:189.0㎝・ 幅:87.0㎝・ 奥:98.0㎝ |
材質 |
安山岩 |
製作・建立者 |
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祭・行事 |
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祭神・宗派 |
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銘文 ※1、※2 |
【塔身正面】 ■奉讀誦大乘妙典一千部御國家安全所 (■は梵字のバク) 【塔身左面】 願以此功徳普及於一切我等與衆生皆共成佛道 【塔身右面】 卍奉納大乘金文一字一石并阿弥陀經一巻 【塔身裏面】 享保十七壬子天三月吉日 玄叡法印敬白 |
※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。