構造特徴・概要 |
基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基礎は平面四角形で反花を持つ。竿は四角形で頭部角部は丸く整形し、4面に花頭文を持つ枠を設け銘文を刻む。蓮華座は円形で上面は平坦に仕上げる。塔身は立像の地蔵菩薩像で右手は錫杖を持つように握り、左手には宝珠を掲げる。頭部が首部分で折れて入り補修がされている。 |
現状 |
頭部が首で折れ、セメントで補修される。各部位の接合部はセメントで補強される。 |
規模 |
【全体規模】高:194.5㎝・幅:59.5㎝・奥行:54.0㎝ |
製作・建立者 |
願主:野中氏永久 助力:羽根利兵衛・幾人衆等 石工:田中安兵衛春永 |
銘文 ※1、※2 |
【基礎正面】 願叺此功德 普及於一切 我等興衆生 皆共成佛道 【基礎左面】 享保三戊戌天 正月廿四日 【基礎右面】 本願主野中氏永久 波根利兵衛 助力 幾人衆等 【基礎裏面】 石工 田中安兵衛春永 |