構造特徴・概要 |
現状、基壇・基礎・塔身・屋根で構成される。基壇は、表面をコンクリートで補修されており構造は不明である。基礎は平面方形の一石造りで、新たに新調され組み合わされている。塔身は方柱形の一石造りで、正面部は長方形状に掘りくぼめられ、「庚申尊」と彫られている。塔身右側壁に紀年銘がある。屋根は入母屋造りで正面に唐破風が付く。大棟は方形状に明瞭に作り出され、切妻部には懸漁が施されている。 |
現状 |
破損・欠損は認められない。各部位の接合部はコンクリートで補強されている。 |
規模 |
【全体規模】高:114.0㎝・ 幅:85.0㎝・ 奥:91.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【塔身正面】 庚申尊
【塔身右】 嘉永七甲寅 九月吉良日
【基礎裏】 井上 弥六 |