橿森稲荷神社鳥居
かしもりいなりじんじゃとりい

資料解説

橿森稲荷神社の社殿前に建つ鳥居です。明治25年(1892)に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 橿森稲荷神社鳥居(かしもりいなりじんじゃとりい)
所在地 神埼町 的 仁比山
場所 稲荷神社境内
年代 明治 明治25年 (1892年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1274

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 橿森稲荷神社前の石階前に建つ鳥居である。笠木・島木・柱・額束・貫より構築され、柱の基部に亀腹を置く。笠木と島木は、二本継で、柱上部位置より大きく外上方に反上がり鼻は投墨に切る。貫は、断面長方形で外側に貫通している。柱は円柱形でほぼ直立する。島木を支える上端部に台輪がある。基礎部には円形の亀腹が置かれ、上面に柱を組んでいる。額束は貫の中央部に位置し、四隅が剣先上に整形され、中央部に長方形の額を設け「橿森稲荷神社」と彫られる。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:385.5㎝・ 幅:462.0㎝・ 奥:68.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者 願主:平山宗八義政
石工:野田新作
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束】
 橿森稲荷神社

【右柱正面】
    明治廿五辰年九月吉日
 奉獻
          佐賀郡大堂村
           願主 平山和平義政

【右柱右面】
     世話方
    教導職原口幸八教定
       ■ 榮子

【左柱正面】
    佐賀郡大堂村
      平山宗八義政   當所
        世話方   石工 野田新作
      ■導職 原口幸八
          ■ 榮子  

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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