| 構造特徴・概要 |
基壇・基礎・塔身で構成される。基壇は長方形の竿石を方形に二段に組む。基礎は平面方形の一石を用い上部に自然石形の光背が付く塔身を建てる。塔身は、方形状の台座に長く立ち上がり先端がとがる光背が付き、半肉彫りの恵比寿像が中央部に彫られている。光背正面には横方向の荒い鑿痕がある。像は、左足を降し右足を組んで岩座に座り、烏帽子を被り狩衣・指貫を纏う。脛には脛当が見られる。左脇に鯛を抱えている。塔の側面観は、前方にやや傾斜し、断面形は三角形状である。側面と背面は素材の形状を大きく残している。
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| 規模 |
【全体規模】高：134.0㎝・ 幅：68.5㎝・ 奥：65.0㎝ |