王子宮鳥居
おうじぐうとりい

資料解説

王子宮参道に建つ鳥居で、肥前鳥居の特徴を残しています。天明8年(1788)に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 王子宮鳥居(おうじぐうとりい)
所在地 千代田町 直鳥 下直鳥
場所 王子宮内
年代 江戸 天明8年 (1788年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 6011

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 下直鳥地区の王子宮に建つ鳥居で、笠木・島木と貫は三本継で、柱は基部が太く二本継で、肥前鳥居の特徴を残す。笠木・島木の中央部及び貫は新調されている。笠木・島木は、柱上部やや内側より反増し、鼻は襷墨に切り落とす。貫は、柱間間の長さの約1/3程が柱外に突出する。島木と貫の間に額束を建て「王子宮」と彫られた扁額が付く。柱は垂直に建てられ、基礎部に亀腹を置き、上端部には島木を支える台輪が付く。
現状 笠木・島木と貫・額束は新調されており、柱は表面の剥落が著しい。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:284.5㎝ 幅:373.0㎝・ 奥:65.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 施主;氏子中
大宮司:■■孫右衛門
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【額束正面】
 王子宮

【左柱裏面】
 天明八戌申年
 四月大吉祥日
      大宮司■■孫右衛門

【右柱裏面】
 ■■■石鳥居ニ柱神埼郡下直鳥村
          施主 氏子中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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