三界萬霊塔
さんかいばんれいとう

資料解説

寛保元年(1741)に願主中嶌又兵衛により万物の供養をする三界萬霊塔として建立されています。本来は、上部にお堂内に祀られている地蔵菩薩像が乗るものと思われます。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 万霊塔
名称 三界萬霊塔(さんかいばんれいとう)
所在地 脊振町 広滝 (勝陣)
場所 勝陣橋北に位置する。
年代 江戸 寛保1年 (1741年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 782

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 方柱形の石塔で、頭部は角が丸く整形加工されている。正面に額を堀込「三界萬霊」と彫られている。地蔵尊の竿部分と思われる。左面には、「本願主 當村中 中嶌又兵衛」と右面には「寛保阮兀辛酉八月念四日」の銘文がある。
現状 墓塔形の竿部のみ置かれている。お堂内に祀られる地蔵菩薩と組み合わさるものと思われる。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:48.5㎝、 幅:21.5㎝、 奥:19.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 願主:當村中 中嶌又兵衛
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 三界萬靈
【左側】
 本願主 當村中
    中嶌又兵衛
【右側】
 寛保阮兀辛酉八月念四日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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