三界萬霊地蔵尊塔
さんかいばんれいじぞうそんとう

資料解説

池の平弁財天は、池の平地蔵堂とも言われ本尊として祀られた地蔵菩薩像です。寛延2年(1749)に池平門中が施主となり建立され、竿に「三界萬霊」とある三界萬霊地蔵尊塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 万霊塔
名称 三界萬霊地蔵尊塔(さんかいばんれいじぞうそんとう)
所在地
場所
年代 江戸 寛延2年 (1749年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 625

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・竿・上敷茄子・蓮華座・像身で構成される。基礎は平面四角形で、上端部は亀腹加工を施す。竿は断面四角形の方柱形である。正面に花頭文の銘文枠を持ち「三界萬霊」の文字を彫る。竿上面に上敷茄子を置き、蓮華座を組む。蓮華座上面中央部には、像本体を乗せる円形状の窪みがある。像は、立像の地蔵菩薩像である。剃髪で胸元で両手で宝珠を持つ。
現状
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:117.0㎝、幅:34.0㎝、奥:34.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【基礎正面】
 三界萬靈
【基礎左面】
 智幻童女
 貞幻童女
 梅雪童子
 妙卯信女
【基礎右面】
 桂林童女
 智芳童女
 惠峰童子
 如電信女
【基礎裏面】
 寛延二己巳天二月彼岸日
     施主
       池平門中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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