構造特徴・概要 |
柱・笠木・島木が3本継で、笠木と島木が一体的で全体的に小型であるなど、肥前鳥居の特徴を残す鳥居である。柱の上端部には台輪を持ち、基礎部には亀腹を置く。額束は四隅が花弁状に加工され、内部に「宮崎神社」と刻む。 |
現状 |
大きな破損・欠損・補修等は認められないが、各部位の接合部はコンクリートで補強がされている。 |
規模 |
【全体規模】高:329.0cm・ 幅:400.0cm・ 奥:62.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【額束正面】 宮崎神社 【左柱正面】 ? 元禄三年龍集庚午 吉岡宗慶 春王二月吉辰 古賀傳左右衞門? 境 六兵衞? 廣巖寺現住 麟窓 許裴 清兵衞尉 許斐 喜右衞門? 西村 平右衞門尉 西村 相右衞門尉 砥川石工 古賀弥兵衞尉 陣内相左衞門尉 福前后橋 施主中原利右衞門尉 嶋近左衞門?嘉好 境 親右衞門? 吉岡權兵衞尉 【左柱右面】 ■■■■郎兵衞藤原髙昌 【右柱正面】 宮崎姉神依人敬増威耀 中原金左右衞門尉 郷内宗廟悦民豊護繁栄 同氏而兵衞? 陰陽二柱建此華表 同氏 軍平 男女萬姓賑斯本村 吉岡七右衞門 肥前神埼郡姉村 中原弥次右衞門尉 一境氏族仝頓敬立 吉岡忠衞門尉 原 弥五右衞門尉 境 三太左右衞門? 山崎弥三兵衞尉 大宮司 江口采女 中原七郎兵衞尉 西窪三左右衞門? 古賀勘左右衞門? 原 新右衞門? 船津勘兵衞? |