猿田彦大神
さるたひこおおかみ

資料解説

自然石形の猿田彦太神塔で、元治元年(1864)に造立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神( さるたひこおおかみ)
所在地 脊振町 服巻 一番ヶ瀬下
場所 藤ノ倉地区に位置する。
年代 江戸 文久4年 (1864年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 600

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。基礎は扁平な自然石を用い、基壇部は花崗岩の自然礫を詰めて固定される。塔身は、正面形が頭部が尖る尖頭形で、下部は長方形状に整形加工されている。頭部の尖頭形は、素材の分割加工時に割れた面をそのまま残している。正面に山形長方形の額を設け、中央部に「猿田彦大神」と左右に紀年銘を彫る。側面は、素材の分割面をそのま陵を形成し、料の左右面は大小の荒加工痕が大きく残る。ま残し、右側面は、荒加工面が認められ、下部の割れ面に「當村中」と彫られる。塔身上部左側縁に6㎝×4.5㎝の矢穴がある。
現状 破損・欠損・補修等は認められない
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:118.0㎝、幅:72.0㎝、奥:52.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者 當村中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 元治元年
 猿田彦太神
 子七月吉日
【塔身右面】
 當村中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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