構造特徴・概要 |
基礎・塔身で構成される。基礎は不整四角形状の自然石を用いる。塔身は、正面形が不整長方形状で、厚みがなく扁平な形状を持つ。正面に長方形の銘文を彫る枠を設け、一番ヶ瀬氏歴代の墓所の移転の経緯を記している。 |
規模 |
【全体規模】高:182.0㎝、幅:97.0㎝、奥:59.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 元和四年戊午佐賀藩祖鍋島直茂公ニ殉死セシ一番ヶ瀬左近 丞君以下我ガ曽祖父良左衛門君ニ至ルマデ九代ノ■脊振村 一番ヶ瀬ニ在リ今茲十二月■域ヲ改修シ参道■■■スルニ 宮■村長一番ヶ瀬勝次氏及ビ一番ヶ瀬嘉正氏一番ヶ瀬嘉八 氏■縁ヲ忍ビ大ニ斡旋スル所ヲ■青年會員諸氏寄進シテ作 業ヲ■當シ日ナラズシテエナル乃永大掃除料トシテ國庫債 券貮百圓ヲ青年會ニ寄贈シ安住ニ■■永大香華料トシテ國 庫債券ヲ壹百圓ヲ送リ且ツ事ノ梗概ヲ石ニ■シテ後児ニ■■ 昭和九年十二月 十二代 一番ヶ瀬敦謹製 益田 祐之書 |