一番ヶ瀬氏墓所碑
いちばんがせしぼしょひ

資料解説

一番ヶ瀬氏墓所の移設の背景等を記した碑です。昭和9年12月に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 碑・記念碑 > 寺社関係 > 墓所碑
名称 一番ヶ瀬氏墓所碑(いちばんがせしぼしょひ)
所在地 脊振町 服巻 一番ヶ瀬下
場所 一番ヶ瀬氏墓所内に位置する。
年代 昭和 昭和9年 (1934年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 575

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。基礎は不整四角形状の自然石を用いる。塔身は、正面形が不整長方形状で、厚みがなく扁平な形状を持つ。正面に長方形の銘文を彫る枠を設け、一番ヶ瀬氏歴代の墓所の移転の経緯を記している。
現状 破損・欠損等は認められない。
背景・由来・伝承 一番ヶ瀬氏の墓所の移転を記する碑である。
特記事項
規模 【全体規模】高:182.0㎝、幅:97.0㎝、奥:59.0㎝
材質 花崗岩
製作・建立者 一番ヶ瀬敦(12代)
祭・行事 毎年7月17日に祭り
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 元和四年戊午佐賀藩祖鍋島直茂公ニ殉死セシ一番ヶ瀬左近
 丞君以下我ガ曽祖父良左衛門君ニ至ルマデ九代ノ■脊振村
 一番ヶ瀬ニ在リ今茲十二月■域ヲ改修シ参道■■■スルニ
 宮■村長一番ヶ瀬勝次氏及ビ一番ヶ瀬嘉正氏一番ヶ瀬嘉八
 氏■縁ヲ忍ビ大ニ斡旋スル所ヲ■青年會員諸氏寄進シテ作
 業ヲ■當シ日ナラズシテエナル乃永大掃除料トシテ國庫債
 券貮百圓ヲ青年會ニ寄贈シ安住ニ■■永大香華料トシテ國
 庫債券ヲ壹百圓ヲ送リ且ツ事ノ梗概ヲ石ニ■シテ後児ニ■■
  昭和九年十二月    十二代  一番ヶ瀬敦謹製
                  益田 祐之書

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

place位置情報

compare_arrows関連情報

関連情報はありません。