観音石祠
かんのんせきし

資料解説

一谷地区の入口に祀られています観音信仰の石祠です。脊振地区に特徴的に見られる構造の石祠で、地区では子供観音として信仰されています。8月3日に観音さん茶講が行われています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 石祠
名称 観音石祠(かんのんせきし)
所在地 脊振町 服巻 一谷
場所 一谷地区の県道沿いに位置する。
年代 -- --年 (0年)
年代根拠 --
指定区分 --
資料番号 105

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 自然石の基礎上に自然石に近い平石を台座とする。台座上に3枚の板石を立てて室を組み、1枚石を屋根形に整形した屋根を持つ。屋根上部には宝珠が乗る。前面の台石と屋根部分に穿孔が見られ、本来は石扉があったものと思われる。内部には装飾や銘文は見られず、石像の観音像を祀る。屋根前面軒先にはは破風が見られる。宝珠は円筒形の伏鉢と宝珠が一体となる。
現状 石祠は、前面の石扉を欠損するが、が比較的保存状態は良好である。観音像は新しくなっている
背景・由来・伝承 子供観音として祀られている。第2次世界大戦にこの地区から出生した人が全員生還されており、観音様のお陰と伝えられている。
特記事項
規模 【全体規模】高:139.0㎝、 幅:112.0㎝、 奥:101.0㎝
材質 【本体】安山岩
【祠】花崗岩
製作・建立者 不明
祭・行事 8月3日に観音さん茶講が行われる。
祭神・宗派
銘文

※1、※2

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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