構造特徴・概要 |
台座は花崗岩の自然石を用いる。像は、岩座上に胡座を組み左足は片膝を立て、左手を置く。右手は肘を曲げ胸元に組み拳を握る。右手には五鈷鈴を左手には五鈷杵を持つ。甲冑を身に着け胸元には瓔珞が見られる。口元は剥落しているが、忿怒の形相を持つ。 |
規模 |
【像身規模】高:111.0㎝、幅:62.0㎝、奥:52.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【基礎正面】 石像之銘曰 爰役行者 百化迹昌 百句修練 誰銘石彰 層雲爲室 嶮嶂爲場 徳溢八荒 明竝太陽 極濟万姓 景福無彊 大僧都慶重謹自題 今上皇帝聖壽万歳 大檀那當國主従四位下 兼侍従行松平信濃守藤原朝臣 綱茂公卿武運長久子孫 繁栄國家安全而巳 元禄十三康辰年六月七日 天台衆中 建立主 本山派山伏中 【基礎左面】 宮司多門坊探元 當山改造奉行 藤永小左衛門清孝 普請奉行 内田源内久利 【基礎右面】 滅後星霜一千年 建立之 舊石銘寫之 役行者千日採燈 護摩壇所 護摩壇所 【基礎裏面】 石佛師 冨永義兵衛 武冨幸右衛門 |