猿田彦大神塔
さるたひこだいじんとう

資料解説

安永7年(1778)に造立された猿田彦大神塔で、基礎の正面に格座間を設け熨斗文が線刻されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神塔(さるたひこだいじんとう)
所在地 神埼町 姉川 姉川東分
場所 姉川橋北  地蔵堂敷地内
年代 江戸 安永7年 (1778年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 4667

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。基礎は、平面方形の切石で正面に格座間を設け熨斗文が線彫りされている。塔身は、頭部が先頭状に加工された舟形で、素材の分割面を正面に用い、面を平滑に整形加工されている。基部側は、彫り残し前面側に突出し基礎部を形成している。正面中央に頭部が花頭文状に加工された長方形の額を設け、内部に「猿田彦大神」と彫られる。額の左には紀年銘が彫られている。左右側面は素材の分割面を側面とし、やや凹凸がある整形が行われている。裏面は、丸みを持ち、素材のもとの形を大きく残している。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:93.5cm・ 幅:48.0cm・ 奥:36.0cm
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 猿太彦大神
 安永七戊戌年五月吉日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

place位置情報

compare_arrows関連情報

関連情報はありません。