構造特徴・概要 |
基壇・基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基壇は、竿石を組むが現状コンクリートで補強されており詳細は不明である。基礎は、平面方形で上半部に単弁の反花を持つ。背面部には反花はない。竿は方柱形で正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊」と左右側面には年号と銘文が刻まれている。蓮華座は素弁の蓮弁と間弁を廻らしている。塔身は、丸彫りされた立像の地蔵菩薩像で、頸部で頭部は折損し、両手は欠損している。 |
規模 |
【全体規模】高:135.0㎝・ 幅:73.0㎝・ 奥:66.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【基礎・正面】 三界萬靈
【基礎・右】 天明二壬寅年 四月吉良辰敬白
【基礎・左】 助力 村中
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