猿田彦大神塔
さるたひこおおかみとう

資料解説

天明3年(1783)に造立された猿田彦太神塔で、基礎に蓮華座が線刻されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神塔(さるたひこおおかみとう)
所在地 神埼町 姉川 姉川上分
場所 中池江川に架かる上之橋東堤防上に位置する。
年代 江戸 天明3年 (1783年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 4550

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 現状、2基の石塔が立つ基壇上に祀られる。基礎・塔身で構成され。基礎と塔身の石材は異なり、本来の組み合わせではない可能性がある。基礎は、平面方形の切り石を用い、正面に蓮華文を線刻している。塔身は、正面形が不正長方形で、素材の分割面を平滑に仕上げている。中央部に「猿田彦太神」と彫られ、現状金色に色入れされている。左側面に、正面側からの幅約6.0㎝・深さ約6.0㎝の矢穴が残る。右側面は、素材の元の形状を活かしやや丸みを持っている。裏面は、素材の分割面と縁取り加工痕が残る。裏面中央部に、紀年銘が彫られている。
現状 良好。破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:89.5cm・ 幅:43.0cm・ 奥:35.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 不明
祭・行事 不明
祭神・宗派 猿田彦大神
銘文

※1、※2

【正面】
 猿田彦太神
【裏面】
    癸
 天明三 年五月吉祥日
    夘

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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