構造特徴・概要 |
参道に建つ明神形式の鳥居である。笠木・島木と柱は二本継である。笠木と島木は柱上部付近より外上方に反りはじめ、鼻は襷墨に切り落としている。貫は、柱の外に突出している。島木と貫の間に「天満宮」と彫られる額束を建てる。柱は、二本継で下部の径がやや大きく、ほぼ直立して建つ。基礎部に亀腹があり、上端部に島木を支える台輪状の帯が作り出されている。左右の柱には、銘文が彫られている。 |
規模 |
【全体規模】高:284.0cm・ 幅:355.0cm・ 奥:55.0cm |
製作・建立者 |
大檀那:山村惣三郎・山村伊左衛門・山村金兵衛 惣姓子中 石丸喜右衛門・糀屋藤次郎 石工:野口武兵衛 |
銘文 ※1、※2 |
【額束】 天満宮 【右柱正面】 安永五丙申天二月吉旦 奉建立天満宮石鳥居一墓神埼郡上六丁牟田村 【左柱正面】 大檀那 山村惣三郎 山村伊左衛門 惣姓子中 山村金兵衛 敬白 石丸喜右衛門 糀屋藤次郎 石工 野口武兵衛 |