三界萬霊地蔵尊像
さんかいばんれいじぞうそんぞう

資料解説

舟形光背が付く立像の地蔵菩薩像と組み合わさる三界萬霊塔で、寛政5年(1793)に建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界萬霊地蔵尊像(さんかいばんれいじぞうそんぞう)
所在地 神埼町 本堀 本堀
場所
年代 江戸 寛政5年 (1793年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 3862

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基壇は竿石を組んでいるが埋没しており詳細は不明である。基壇部には多数の杯状穴が認められる。基礎は、平面方形で上半部に反花を持つ。竿は方柱形で正面に額を設け「三界萬霊」と右側面には年号と施主名が彫られている。蓮華座と塔身は一石で作られ半円形状である。蓮華座は単弁の蓮文と間弁を配している。光背は舟形で上端部が細く上方へ延びる形式である。像は立像の地蔵菩薩像を肉彫りする。剃髪で、衲衣を纏い右手は錫杖を掲げる形に、左手には宝珠を掲げている。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:142.5㎝・ 幅:44.0㎝・ 奥:49.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 三界萬靈

【右面】
 寛政五癸丑霜月吉良辰
        施主志衆中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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