構造特徴・概要 |
天満宮境内に建つ稲荷形式の鳥居である。笠木は二本継で中央部より直線的に反増し、鼻は襷墨に切り落とす。貫は、柱間間の長さの約1/4ほどが柱外に突出する。島木と貫の愛大に額束を建て「天満宮」と彫られた扁額が付く。柱は、一石造りで基礎部に亀腹を置きその下部はコンクリートで方形に補強されている。柱上端部には島木を支える台輪が付く。 |
規模 |
【全体規模】高:279.5cm・ 幅:351.0cm・ 奥:62.0cm |
製作・建立者 |
願主:鶴田邑氏子中 壇主:鍋島帯刀藤原茂保 石工:平川卯右衛門安次 |
銘文 ※1、※2 |
【額束正面】 天満宮
【左柱正面】 享和三年癸亥春二月吉日 鶴田邑 氏子中
【左柱左面】 石工 平川卯右衛門安次
【右柱正面】 奉建立大壇主鍋島帯刀藤原茂保 |