構造特徴・概要 |
基礎と塔身で構成される。現状は、共有の基壇上に建っている。基礎は、小さな気泡上の穴が無数にある石材を用いた平面方形の一石造りである。塔身は、正面形が不正長方形で、中央部に長方形の額を設け「猿太彦大神」と彫られる。額の左右には紀年銘がある。頭部には、月と太陽を表す円文が彫られている。周縁部には、形を整える縁取り痕が残る。側面形は、板状であるが頭部側は細く、基部側は厚い形状である。裏面は、荒造り痕が全面に残り、凹凸が著しい。 |
規模 |
【全体規模】高:76.5cm・ 幅:54.0cm・ 奥:44.0cm |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 寛政十戊午祀當村中 猿太彦太神 十二月吉良辰施主 |