構造特徴・概要 |
基壇・基礎・蓮華座・塔身で構成される。基壇は竿石を二段に組み、中央部に基礎石を嵌め込んでいる。基礎石は方柱形の竿石を前後に2本で組まれ、正面に花頭文様の額を設け「三界萬霊と年号・戒名」を刻んでいる。左側面には施主名が彫られている。蓮華座は、平面円形で単弁の蓮文を配し間弁が付く。蓮肉部は円形に二段が造り出されている。塔身は丸彫りの地蔵菩薩坐像である。剃髪で白毫があり、の衣を纏い脚は結跏趺坐に組む。脚上で定印を結び宝珠を掲げる。 |
規模 |
【全体規模】高:216.0㎝・ 幅:104.0㎝・ 奥:99.5㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【台座正面】 延享三丙寅七月廿四 爲二親菩提 三界萬霊 本誉宗覚居士 宗誉貞圓大師 ■誉勇哲信士 安永八年七月廿六日
【左側面】 施主横町 馬場宗左衛門 |