冠者宮石祠
かんじゃぐうせきし

資料解説

冠者神社の本殿である石祠です。明治20年(1887)年に尾崎西分の氏子により寄進されています。現在、冠者神社は当地点より東に移転し、さらに千代田﨑村の冠者神社へ遷宮されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石塔 > 石祠
名称 冠者宮石祠(かんじゃぐうせきし)
所在地 神埼町 尾崎 尾崎西分
場所 尾崎西分地区の北部に位置する。
年代 明治 明治20年 (1887年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 3090

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・台座・塔身・屋根で構成される。間知石積みの基壇で、切石を組んだ基礎に1石造りの台座を置く。塔身は1石を刳り貫いた龕部で両扉が付く。屋根は権現造りで正面の基部に「冠者宮」と刻まれる。
現状 基壇の一部の石組に補修が行われている。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:259.0㎝、幅:135.0㎝、奥:155.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 寄進:當村氏子中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身右面】
 明治二十年一月吉日
【屋根正面】
 冠者宮
【基礎正面】
 奉寄進
【基礎左面】
 當村
  氏子中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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