構造特徴・概要 |
田上神社参道入り口に建つ明神形式の鳥居である。笠木と島木は二本継で、柱部分より外上方に反上がり、鼻は襷墨に切り落とす。貫は、柱の外側に突出し、柱との臍部分には内外に模を打ち込んでいる。島木と貫の間に「田上神社」と彫られた額束を立てる。柱は、基礎側がやや径が太く、外に開いて建てられる。基礎部には亀腹が置かれ、じょゆ端部は円筒状の台輪が作り出され、島木を支えている。 |
規模 |
【全体規模】高:348.0㎝・ 幅:398.0㎝・ 奥:37.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【額束】 田上神社
【柱左】 碇 久藏 原與一郎 江口寅吉 氏子総代 吉山善七 中野廣吉 中島尋吉 佐藤忠三郎 福岡市外箱﨑町 石工 山川由正
【柱右】 井手長三郎 原慶太郎 原與一郎 大正六年三月吉日来區長金屋林三 吉冨佐一 吉山善七 佐藤清八 |