地蔵菩薩像
じぞうぼさつぞう

資料解説

川付村(現在の川寄)の安養寺講衆中により宝暦9年(1759)に地蔵の六道信仰により造立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 地蔵菩薩像(じぞうぼさつぞう)
所在地 神埼町 城原 八子
場所
年代 江戸 宝暦9年 (1759年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 2681

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基礎は平面方形で上半部は亀腹加工されている。竿は方柱形で正面に花頭文様の額を設け銘文を刻む。額の外側には隠刻の枠を設けている。左右の側面には造立者と年号がある。蓮華座は、平面円形で単弁の蓮文を二段に配し間弁が付く。上面には塔身を建てる窪みを設けている。塔身は立像の地蔵菩薩像で、頭部が頸部で破損し補修をされている。剃髪で衲衣を纏い沓を履く。右手欠損し、左手に宝珠を掲げる。
現状 頭部が頸部で折損している。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:158.0㎝・幅45.0㎝・奥:39.0㎝
材質
製作・建立者 川付村安養寺講衆中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【竿正面】
 六道能化横身在中
 虚空有盡我願無窮

【竿右側面】
 宝暦九年己卯五月吉日

【竿左側面】
 川付村安養寺
    講衆中廿九人

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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