下黒井天満宮の鳥居
しもくろいてんまんぐうのとりい

資料解説

元文2年(1737)に建立された下黒井地区の天満神社の鳥居で、肥前鳥居の特徴を残した鳥居です。黒井村の氏子により建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 鳥居
名称 下黒井天満宮の鳥居(しもくろいてんまんぐうのとりい)
所在地 千代田町 黒井 下黒井
場所 下黒井の天満神社境内に位置する。
年代 江戸 元文2年 (1737年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 5189

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 島木・笠木・貫・柱は全て三本継で、笠木と島木は一体となった肥前鳥居の特徴をわずかに残した鳥居である。笠木と島木は、柱上部より反増している。貫は柱間間の長さの約1/4ほどが柱外に突出している。島木と貫の間に「天満宮」と彫られた額束が建てられる。柱は垂直に建ち、基礎部には亀腹を置き、上端部の島木を支える部分には台輪が付く。左右の柱には銘文が彫られる。
現状 大きな破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:312.0cm・ 幅:350.0cm・ 奥:73.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 黒井村氏子中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

額束】
 天満宮

【右柱】
 元文二丁巳龍集三月吉日 神主

             江口参河正
【左柱】
 神埼郡黒井村氏子中建焉

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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