構造特徴・概要 |
六体地蔵の一つで「人間道」の地蔵菩薩像塔である。基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基礎は平面方形の一石で、上面に竿を建てる方形状の窪みがある。竿は方柱形で正面に花頭文の枠を設け「人間道」と薬研彫りに彫られる。右側面に年号を線彫りする。蓮華座は平面円形で単弁の連弁と間弁を廻らす。蓮肉部がわずかに突出して表現されている。上面は円形に窪みを掘り、塔身を建てている。塔身は立像の地蔵菩薩像で頭部を欠損する。右手の持物は棒状の物を握る形だが詳細不明、左手にはで側面が円形の持物であるが詳細は不明である。 |
規模 |
【全体規模】高:99.0㎝・ 幅:39.0㎝・ 奥:33.0㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【正面】 人間道
【右面】 天明元辛丑七月吉祥日 ■々志 |