馬頭観音塔
ばとうかんのんとう

資料解説

天保14年(1843)年に小渕村の馬持中6名により建立された馬頭観音像塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 観音菩薩
名称 馬頭観音塔(ばとうかんのんとう)
所在地 神埼町 的 小渕
場所 消防団詰所左手
年代 江戸 天保14年 (1843年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1950

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・蓮華座・塔身で構成されている。基壇は、平面方形で反花座は無い。基礎は、方柱形で正面に銘文枠を設け「馬頭観世音」の銘文を刻む。蓮華座は、平面方形状で単弁の蓮華門が施される。塔身は一石造りで、自然石型の光背を持ち半肉彫りにより坐像の馬頭観音を彫る。三面で4臂と思われ、手腕は胸元で馬口印を結ぶ。脇手は薄彫りで不明瞭である。頭部は、三面で平面的に独立した造形である。光背部は、上半部が前面に大きく傾斜し、背面は丸みを遺している。基礎部の左面に「月日と施主名」を、右面に年号を刻んでいる。
現状
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:154.0㎝ 幅:45.0㎝ 奥:40.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 當邑馬持中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 馬頭觀世音

【左面】
 十一月吉日 施主      乙五良
                  伊兵衛
                  万右門
       當邑馬持中

【右面】
 天保十四卯年

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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