構造特徴・概要 |
塔身・蓮華座・上敷茄子・台座(基礎)で構成されr、塔身と蓮華座は一石造りの立像の観音像である。 右手に花瓶を持ち、左手与願印を結ぶ頭部は高髻を持つ。 上敷茄子の正面には格座間を持つ。台座は、平面六角形で、下部の面に銘文を刻んでいる・ 台座に大乗妙典 一石一時一部 観音石造 安置檀上 とある。 堂の前面に1対の石灯籠が建立されており、『大智勢至 御寶前 石灯籠 一基 元禄甲申二月吉日 鍋嶋主水藤原直恒建之』とあり、本観音像が1704年には建立されていたことが分かる。 |
規模 |
【全体規模】高:155.0㎝・幅:54.0㎝・奥:47.5㎝ |
銘文 ※1、※2 |
【基壇正面】 奉書冩 大乗妙典 一石一字一部 観音石像 安置壇上 【基壇正面左】 御希 不盡乾坤 祝延壽域 ■邊風月 増長徳輝 【基壇正面右】 爲 主君 【基壇左面左】 文武各 栄達 技葉永 茂盛 |