真龍寺観音堂石灯籠
しんりゅうじかんのんどういしとうろう

資料解説

真龍寺境内に祀られる観音堂に、元禄17年(1704)に鍋島主水藤原直恒により建立された石灯籠です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石造施設 > 石灯籠
名称 真龍寺観音堂石灯籠(しんりゅうじかんのんどういしとうろう)
所在地 神埼町 志波屋 志波屋
場所 真龍寺
年代 江戸 元禄17年 (1704年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1608

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 観音堂の前面左右一対で建つ石灯籠の向かって右側に位置する。基礎・竿・中台・火袋・笠・宝珠で構成される。基礎は、平面六角形で上半部に中央部が大きく膨らむ反花を配し、下部の面は素文である。竿は円筒形で、上端部・中央部・下端部に凹線による節を持つ。正面の上下に銘文が彫られている。中台は平面六角形で、下半部に中央部が大きく膨らむ蓮華文を配している。火袋は六角形で、4面に四角・三日月・円・四角の窓を設けている。笠は六角形で、各角部に太く大きな蕨手を持つ。受花は下部に円筒状の座を持ち、上部に素文の蓮華文を配する。宝珠は下部側に最大径を持ち上端部がわずかに突出する。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承 元禄17年(1704)に鍋島主水藤原直恒により建立された石灯籠である。直恒は、鍋島主水家五代茂清の最初の実名である。
特記事項
規模 【全体規模】高:164.0cm・ 幅:50.0cm・ 奥:45.0cm
材質 安山岩
製作・建立者 建立者:鍋島主水直恒
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【竿正面】
 観音大士 御寶前
【竿右面】
 元禄甲申二月吉日鍋嶋主水藤原直恒建之
【竿左面】
 石燈籠一基

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

place位置情報

compare_arrows関連情報

関連情報はありません。