三界萬霊地蔵尊
さんかいばんれいじぞうそん

資料解説

朝日から仁比山に至る道沿いに立つ三界萬霊地蔵尊塔です。天明2年(1782)に上朝日村中二より建立されています。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 石像・像塔 > 菩薩
名称 三界萬霊地蔵尊(さんかいばんれいじぞうそん)
所在地 神埼町 城原 朝日
場所 八天神社前
年代 江戸 天明2年 (1782年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1471

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基壇・基礎・竿・蓮華座・塔身で構成される。基壇は大型の自然石を用い、平面方形の反花を持つ基礎を置く。竿は、方柱形で正面に花頭文様の枠を設け「三界萬霊」と線刻される。上端部は角を丸く整形する。蓮華座は平面円形で、下面は円形にわずかに突出する。上下二段に単弁の連弁を廻らし、上面に蓮肉が表現されている。像は平面方形の薄い台座を造りだし、舟形になると思われる光背が付くが、光背上半部は欠損する。光背の背面は横方向の整形痕が前面に残る。右手は錫杖を持つ形に、左手に宝珠を掲げている。
現状 光背上端部を欠損する。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:160.5㎝・ 幅:47.5㎝・ 奥:45.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者 願主:上朝日村中
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
三界萬霊
【左面】
天明二壬寅五月二十四日
【右面】
願主上朝日村中

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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