大乗金妙典一千部塔
だいじょうきんみょうてんいっせんぶとう

資料解説

享保17年(1732)に玄叡法印により建立された読誦塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 読誦塔
名称 大乗金妙典一千部塔(だいじょうきんみょうてんいっせんぶとう)
所在地 神埼町 的 仁比山
場所 地蔵院境内に位置する。
年代 江戸 享保17年 (1732年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1405

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 塔身・基礎・基壇で構成されている。基壇は、平面方形の一石造りで、上部中央部に基礎を置く。塔身は、頭部を方錐形に整形加工した方柱塔である。塔身正面に「バク」の梵字を彫り「奉讀誦大乗妙典一千部御国家安全所」と彫られる。右側面には上部に「卍」を彫り、奉納大乗金文一字一石并阿弥陀經一巻と彫られている。左側面には法華経化城論品の偈文を彫っている。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:189.0㎝・ 幅:87.0㎝・ 奥:98.0㎝
材質 安山岩
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【塔身正面】
 ■奉讀誦大乘妙典一千部御國家安全所
   (■は梵字のバク)
【塔身左面】
 願以此功徳普及於一切我等與衆生皆共成佛道
【塔身右面】
 卍奉納大乘金文一字一石并阿弥陀經一巻
【塔身裏面】
 享保十七壬子天三月吉日 玄叡法印敬白

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

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