猿田彦大神像
さるたひこだいじんとう

資料解説

十禅師社境内に祀られる猿田彦大神の刻像塔で、文久3年(1863)に造立されています。市内の猿田彦の石塔で、唯一の刻像塔です。

speaker_notes基本情報

資料の分類 歴史文化遺産 > 建造物・石造構造物 > 信仰関係石造構造物 > 文字塔・信仰形態 > 猿田彦大神
名称 猿田彦大神像(さるたひこだいじんとう)
所在地 神埼町 的 仁比山
場所 仁比山神社下宮
年代 江戸 文久3年 (1863年)
年代根拠 銘文による
指定区分 --
資料番号 1313

speaker_notes詳細情報

構造特徴・概要 基礎・塔身で構成される。基礎は。平面円形状の自然石を用いており、細部の整形加工は認められない。塔身は、正面形が舟形で、頭部は尖頭形に整形加工されている。正面中央部に右手に戟を左手に枝を持つ猿田彦立像が薄彫りされている。像の下部は段状に整形加工され、台座状に仕上げられ、銘文らしきものがあるが詳細は不明である。像の上部に「猿田彦大神」と左右に紀年銘が彫られている。また、最上部には日輪がある。側面から裏面は、素材の荒割面と形状を整える荒加工痕が残されたままである。裏面の下半部は中央部に陵を形成し、下部は荒加工痕のままで、頭部側は先頭状に仕上げるための細かな加工痕が残る。
現状 破損・欠損は認められない。
背景・由来・伝承
特記事項
規模 【全体規模】高:230.0cm・ 幅:140.0cm・ 奥:135.0cm
材質
製作・建立者
祭・行事
祭神・宗派
銘文

※1、※2

【正面】
 猿田彦大神
 文久三癸亥歳
 八月吉祥日

※1 実際は、多くが縦書きですが、都合上、90度回転させて横書きで表記しています。
※2 ■で表記されている文字は、調査では判明しなかった文字です。

place位置情報

compare_arrows関連情報

関連情報はありません。