HOME > 人が繋ぐ神埼 > 私とかんざき > 勢福寺城跡見学用登山道を整備しました。
2012/6/1 更新
地域資源を活かした まちづくり 地域おこし
神埼市内には、多くの中近世の城館跡が残されています。
その中で、脊振山系南麓部の神埼町城原に所在する標高196.5mの城山には、一色氏により築城されたといわれ、少弐氏、江上氏、竜造寺氏などが城主となった中世の勢福寺城(山城)が築かれています。
山麓台地の城原地区には、「雲上ノ城」や「元屋敷」「市場」などの地名と土塁や濠跡などが残されており城下町が形成されていました。
東より望む城山
東の城原川側より望むと、頂上は南北に長い平坦な地形を見ることができます。
城山山麓の城原地区からは、三角形の急峻な山容です。(前方の水田部が「元屋敷」地区)
「城山」は、現在国有林で一般市民の見学ができる登山道はありませんでした。
地元城原地区でも、地域の貴重な地域資源・遺産としていつでも見学をすることができる道路(登山道)の整備を望む声が高く、また、多くの方より、「登りたいが道はあるのか」、「どこから登るのか」などの問い合わせが多くあっていました。
市と城原地区は、歴史や自然に親しむことができ、多くの方に公開活用できるよう、国や県のご理解をいただき、城原地区が主体となり市民参加で、登山道の整備が行われました。
山道階段を設置する地区住民・市民
城山中腹の急傾斜地での作業
延べ30名の参加により、山麓の種福寺東より頂上に至る南尾根線状に、延長約590mの登山道が
完成しました。(登山道ルートは、地図をご覧ください)
登山道の誘導標識
登山口の案内看板
≪見学上の注意≫
【駐車場内での事故・盗難等については、利用者の責任でお願いいたします。
市・種福寺・地区は一切の責務を負うことはできません。】
城山(勢福寺城跡)へは以下の地図をご覧ください。
より大きな地図で 勢福寺城跡見学用登山道 を表示
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神埼市デジタルミュージアム かんざき@NAVI